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Prefab Sprout [UK]


Crimson / Red

Crimson / Red

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Icebreaker Records
  • 発売日: 2013/10/08
  • メディア: CD



クリムゾン/レッド

クリムゾン/レッド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2013/10/23
  • メディア: CD


   前作「Let's Change The World With Music」が事実上の最終作だと思って
いた Prefab Sprout の新作が発売されました。 7月くらいからネットで噂になって
いたものですが、実際に手元にCDが届くと、感慨深さはひとしおです。

   驚いたのはそのタイトルで「Crimson / Red」というもの。 Robert Fripp 師匠
が知ったらどんな反応するのか見ていたいですが、「深紅色 / 赤」ということで、
ジャケットの色合いも含めて、しっかりとした意味合いが込められているタイトルなの
だと思います。 手にした輸入盤のブックレットには、仙人になったような Paddy
McAloon のお姿がおがめるものの、肝心の歌詞は記載されていませんでした。
どこかの曲のなかに、Crimson / Red の謎が隠れているに違いないと想像して
いたので、これには少々がっかり。 今月23日に発売される国内盤を期待すること
にしましょう。

  と書きつつ、何度もくりかえし聴いていると、たしかに Crimson / Red と歌っている
曲を発見しました。 中学生程度のヒアリング能力があれば確認できるものなので
自慢できるほどではありませんが。 その楽曲は「Adolescence」という曲です。
「思春期」という意味のその曲の最後で、♪adolescence crimson red ♪とたしかに
聴き取れます。 その前には Romeo and Juliet というフレーズもあったりして、この
曲の歌詞の全体像がものすごく気になるところです。 早く歌詞が知りたいですね。

  さて、このアルバムは2012年の8月に行われ、すべてがPaddy ひとりの手に
よるものだそうです。  最初に聴いた時には、ちょっと地味な印象を持ちましたが、
何度も聴くにつれて、その魅力に取りつかれてきました。
  それはこのうえない喜び。 それは現代最高のソングライターであり、もっとも
好きなミュージシャンから届けられた今年いちばんの宝物でした。


Sam Amidon [UK]


Bright Sunny South

Bright Sunny South

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Nonesuch
  • 発売日: 2013/05/20
  • メディア: CD


   タワーレコード渋谷で発見した SSW を紹介します。最近は、若手の SSW の
気になる作品が多いのですが、あえて地味な印象だったこのアルバムだけをチョイス
しました。

  その理由はジャケットが気にいったことと、レーベルが Nonesuch だったことの
ふたつです。 Nonsuch は僕にとってはベテラン・ミュージシャンの終の住家という
イメージで、そこから見知らぬ若手の SSW が出てくるとはかなり意外でした。

   ところが、この Sam Amidon はすでにアルバム 5枚も発表している中堅とも
いえるミュージシャンで、この「Bright Sunny South」が Nonesuch 移籍第一弾と
なる通算 6枚目だったのです。 Wikipedia などによると、アメリカ出身だが現在は
イギリスに移住して活動中とのこと。 そしてイギリスの SSW である Beth Orton
の旦那さんでもあるといことが判明しました。 Beth Orton は姉さん女房なのでしょう
かね。あんまり関心ありませんが。


   さて、このアルバム。 予想をかなり裏切るまどろみ感でした。 朴訥とした
語り部のようなボーカルが、アコースティックなサウンドをベースに淡々と展開
されていきます。 曲によっては、Nick Drake のように聴こえますし、Duncan
Browne のようにも、いやそれはないか...。
   いずれにしても、Sam Amidon がアメリカでなくイギリスを活動の地に選らん
だことが妙に納得できるのです。 どんよりした曇り空のもと、やることのない退屈
な時間だけがゆるやかに過ぎていきます。 そんなときのお供として、いかがで
しょうか、とすすめられているような感じ。 リズムセクションが排除されていること
もあって、メリハリも少なく、時折 Bon Iver 的な音響的なアプローチが施される
ことを除けば、目新しい要素も感じることはありません。

  うっかり他のことをしていると終わっていることすら気がつかないような全
11曲。 おそらく40分くらいの長さでしょう。

  このアルバムを広くおすすめすることはありませんが、1970年台の陰鬱系
な SSW が好きだと自負されている方には、そっと差し出してあげたくなるよう
なアルバムです。 




Snow Goose [UK]

   
Harmony Springs

Harmony Springs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pid
  • 発売日: 2012/11/20
  • メディア: CD


    タワーレコード渋谷店でジャケットに一目ぼれ。 タイトルを見て興奮。 そして
すぐにレジへ直行。 という術中にはまった模範的なお客さんになってしまったアルバム。

    これが買って良かったのです。

    「Snow Goose」と言えば、叙情派プログレのキャメルの代表作として名だたる
作品。 ポール・ギャリコの同名の小説をモチーフとしたトータル・コンセプト・アルバム
でした。 「ラヤダー街へ行く」といった印象的な楽曲も思い出されます。
    その「Snow Goose」がバンド名、タイトルが「Harmony Springs」とあっては、
さぞかし美しいサウンドなのだろうと容易に想像できますし、このかわいらしいジャケット
に包まれていると知れば、その確信は100%へと近づいて行きました。
    
    これがいい意味で予想を裏切ったのは、最近ありがちな懐古的な SSW では
なく、1970年代初頭の正統派のトラッドだったのです。 Sandy Denny がいたころの
Fairport Convention に代表される血筋をみごとに受け継いで現代に蘇らせたのが、
この Snow Goose の会心のデビュー・アルバムと言えるでしょう。

   落ち着いたアコースティックな演奏をバックに、Anna Sheard の清楚なボーカル
がふわりひらりと舞うような様は、まさに英国的。 まどろむ午後であればたっぷりと
そそいだ紅茶を飲みながら、一人の夜更けであれば、十分に熟成させたシングル
・モルトでも口に含みながら聴きたくなるような品のいい音楽がここにはありました。

   メンバーは、Jim McCulloch、Dave McGowan、Anna Sheard、Raymond
McGinley、そして Stuart Kidd という5人ですが、Raymond が参加しているのは
「Harmony Springs」と「Shifting Sands」の2曲のみでした。 不思議に思って
クレジットを見ると、Recorded and mixed by Raymond McGinley とありました
ので、そちらの貢献が大きいのでしょう。

   さて、この Raymond McGinley という名前。 なんか見覚えあるなと思ったら
なんと Teenage Fanclub のメンバーのレイモンドだったのです。 なるほど、一人
ベテランとしてアドバイザー的に参加しているのでしょう。 そして、よく見ると
「Harmony Springs」には同じく Teenage Fanclub の Norman Blake もコーラス
で参加していました。 これはネオアコファンにはたまらないネタになりますね。

   こんな素敵な出会いがあるなんて、やはりタワーレコードのような大型のお店
はいいですね。 今回も渋谷店には感謝です。 リンクは Amazon ですけど、できれば
実際の店頭で発見してあげてください。 実物のほうが、ここでのジャケット写真よりも
ずっと淡くて清潔な色をしています。


Johnny Marr [UK]


Messenger

Messenger

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: New Voodoo
  • 発売日: 2013/03/12
  • メディア: CD


   言わずと知れた The Smiths のギタリスト、Johnny Marr が49歳にして初めての
ソロ・アルバムをリリースしました。 これは見逃すわけにはいきません。
   Wikipedia を見ると、The Smiths 以降はいくつかのバンドやユニットに参加して
いたようですが、Johnny Marr 自身が主役となっていたのは2003年の Johnny Marr
and the Healers だけのようです。
   The Smiths は、Morrissey と Marr の双頭バンドでしたし、何よりもソング・
ライティングと独特の流麗なギターストロークでの貢献は絶大でした。だからこそこの2人
がかみ合わない以上は The Smiths の再結成はありえないし、期待よりも絶望のほう
が優っているのです。

   そんななかで唐突に発表されたソロ。 だいぶ前からレコーディングの噂は聴いて
いたものの、実際に手にとって、聴いてみると味わいと感慨が交錯するような気分です。

   サウンドは、予想したよりも元気でパワフル。 もっとオヤジ臭くスロウやミディアム
な楽曲が多いのかと思いましたが、そうでもなく Johnny Marr のギターが存分に堪能
できる作品となっていました。 ざっと聴いたくらいでレビューするのもどうかと思いますが、
「European Me」、「Lockdown」、「Generate! Generate!」、「New Town Verocity」
などは、往年の颯爽としたギターが心地よく耳に残ります。 
  ロンドンベルリンでレコーディングされたこのアルバム。モノクロのジャケット
イメージと重なり、なんとなく耽美的な空気感もただよっています。
  プロデュースは Johnny Marr と Doviak と書かれています。 この人は誰でしょう
か。バックボーカルも担当しているようです。 気になる参加ミュージシャンは、ベースに
Max James 、ドラムスに Jack Mitchell となっており、そのほかの楽器はすべて
Johnny Marr によるオーバーダビングです。 バックボーカルに Sonny Marr と
あるのは娘さんでしょうか。  Atomosphere guitar (雰囲気ギター?)として、
「European Me」と「New Town Verocity」には、息子と思われる Nile Marr も参加
しています。

   49歳と言えば、子供が成人していてもおかしくないいい中年です。 この年齢での
ソロ・デビューを子供たちはどう感じているのでしょうか。 そんな余計なことを考えてしまい
ますが、是非ともフジロックあたりに来日してもらいたいものです。


Lucy Rose [UK]


Like I Used to: Deluxe Edition

Like I Used to: Deluxe Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony UK
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: CD


  ジャケット買いしなさい、と言われているようなアルバムを発見。

  いかにもイギリスいう感じの緩やかな丘陵と曇り空の下に寝転ぶ彼女こそ
が新人女性 SSW の Lucy Rose です。 名前もかわいらしく、期待感は
いやおうにも高まったこのアルバム。 結論から言うと、ものすごく完成度が
高かったわけではないけど、今後の成長に期待の持てる新鮮なデビュー作品
でした。

  Rumer に近い感じかと思って、アルバムを聴いてみると、もっとはかなく
弱々しく、頼りなげなボーカルが全編を漂っていました。 口を大きく開けた
ことがないんじゃないかと思うような、ウィスパリング系と言っても言い過ぎでは
ないと思います。 そうした彼女のボーカルを活かすために練られたアレンジ
演奏はさすがといった感じですが、そうなると決定力の差は個々の楽曲の
クオリティに依存することになります。 

  ここで、すこし黙ってしまう感じ...それこそがこのアルバムの印象です。
冒頭の「Red Face」のバタバタした感じ、つづく「Middle Of The Bed」も、Kate
Bush が歌うんだったらいいけど、Lucy Rose でどうなの? という無理な
ことを承知で言う親父のような感想をもってしまいました。

  ただ、アルバムは後半になればなるほど、曲も良くなってきて、味わい
深まってきます。 心地よい疾走感のある「Place」、静かと動のコントラスト
が際立つ「Don't You Worry」、「First」と流れていくあたりが、このアルバムの
ハイライトでしょう。 ただ、あまりにも口数が少なくおとなしめのたたずまい
なので、好き嫌いは分かれるタイプのSSWであることに間違いありません。

  ライブが見たくなるタイプでもないし、ドライブに似合う音楽でもありません。
聴いているうちに、うとうとしてつい眠ってしまったというような、軽い関係が
似合うように思います。 

  この傾向で次に向かうのか、修正してくるのか、興味深い Lucy Rose の
ひっそりとしたデビューでした。

  ちなみにデラックス・エディションには4曲のボーナス・トラックが収録されて
いて、お薦めです。



Neil Halstead [UK]


Palindrome Hunches

Palindrome Hunches

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Republic
  • 発売日: 2012/09/11
  • メディア: CD


   この秋、最大の収穫ともいえる偉大な SSW アルバム出会いました。

   もとは、1980 年代の終わりから活動していたイギリスのオルタナティブ系バンド
Slowdive の主要メンバーだったという Neil Halstead の最新作は、清楚で気品の
あるアンティークな家具のような深い味わいに満ちた傑作でした。

  Neil Halstead のことは詳しく知らないまま、CD ショップの片隅で発見したこの
アルバムは、ペーパースリーブのジャケットの手触りが、そのままサウンドに結びついた
ような感触です。 ギターとボーカルの Neil を核としながら、曲によっては Paul Whitty
の淡いピアノ、Ben Smith の絹のようなバイオリンなどが、風景画の背景を描くかのよう
に輪郭を染め上げていきます。 そのなかで、消え去ってしまいそうな、はかない Neil
の歌声が、秋風のように耳の脇を通り抜け、この季節がゆえにもたらされる理由もない
物悲しさに包まれていきます。

  なんという空間でしょう。 始まりも終わりもない短編小説を呼んでいるかのような、
時間が静かに流れ、しらずしらずに過ぎ去って行きました。

  個々の楽曲が淡々と進んでいくために、何曲目がどうだとか、そんなことはこの
アルバムにはふさわしくないように思います。 
  ただ、あまりにもヒントがないといけないので、たとえば Duncan Browne の1969
年の名作「Give Me Take You」を持っている方ならば、間違いなくお薦めできる作品
です。 Nick Drake ファンにも向いていると思います。 近年では、このブログでも
取り上げたことのある Boo Hewerdine や David Lewis のサウンドに同じエッセンス
を感じます。 アメリカではなくあくまでも英国的ですね。

  最後にひとつだけコメントを。
このアルバムに関してのアマゾンのユーザーレビューがひとつありました。 このような
マイナーな作品に対してレビューを書かれるのはとても良いことだと思いますが、その
タイトルが「需要はあるのか」というのはちょっと残念でした。 また、「この手のカントリー
が好きな人なら...」という表現がありますが、それは誤解ですね。
  この音楽はカントリーではありません。 フォークもしくは SSW アルバムです。
さらに言うならば、英国特有のトラッド感もそれほど強くありません。 したがって、僕は
このレビューに対して「参考にならない」のボタンを押しておきました。



Martin Stephenson & The Daintees [UK]


California Star

California Star



  ただいま絶賛改装中の、タワーレコード渋谷店ですが、完全リニューアルの
前に洋楽フロアがオープンしていたので、ちょっと立ち寄ってきました。
  その際に買った2枚のうち1枚がこのCDです。

  Martin Stephenson の名前を聞いて、「なつかしい!」と思う人はごくまれ
なネオアコファンでしょう。 Prefab Sprout で有名な New Castle の Kitchen
Ware Records からデビューした彼らは、素朴でカントリータッチなサウンドで
一部のファンの熱狂的な支持を集めました。 ファーストBoat to Bolivia」に
収録されている「Crocodile Cryer」などは名曲として知られています。 アルバム
の完成度と名曲の多さでは、セカンドの「Gladsome, Humour & Blue」だと
思います。 バラエティに富んだ楽曲の数々はノスタルジックな香りに包まれた
まま永遠に輝くことでしょう。

  前置きが長くなりましたが、そんな彼らの最新作がこれ。 まだ活動して
いるとは思いませんでした。 本来なら、スルーしてしまってもいいほどだった
のですが、このジャケットとタイトルに負けて、ためらうことなく購入に至りました。

  このジャケットは、あの The Pale Fountains のデビューシングルジャケットに少し似ていると思いませんか? Twilight Records からのあの7inchです。
  そして、カリフォルニア・スターというタイトルも、なんだかズルい感じがしま
す。 内容が悪い予感をまったく与えません。

  で、サウンドはどうかというと、全盛期の彼らのたたずまいを秋のススキの
ように綺麗にかれさせたような雰囲気で、おおよそ予想通りのものでした。
Martin のダミ声も当時より年季が入った感じですが、悪くないです。 ゆったり
した楽曲が並んでいるために地味な印象はぬぐえませんが、タイトル曲の「
California Star」や「Silver Bird」などはメロディの良さが引き立っています。 
 
  このアルバムを手にした日本のファンがどれだけいるのかわかりませんが、
かつてのファンであれば、大道芸のあとにチップを渡すような軽い気分で
向かい合ってみるのも悪くないと思います。 日本に来ることはないのでしょうね。

  きっと。


Dexys [UK]




   レコード店でCDの陳列を見ていると、熱心に売りたい気持ちが伝わって
くるタイトルばかりとは限りません。 なんとなく、どこに置いていいか、わから
ないような感じで、こっそりと再発コーナーの近くにあったりする新譜もあるもの
です。 今日、取り上げたこの Dexys のアルバムもその仲間。 僕の目に
映ってしまった以上、救済してあげないといけない義務感にかられて、購入
に至ったものです。

  この Dexys の新譜については、春のうちから発売されることを知っていま
した。 当初はオリジナルの名称である Dexys Midnight Runners で発売さ
れるものと思っていたのですが、いろいろな事情があって Dexys としての
リリースとなったようです。 ということで、このアルバムはあの「カモン・アイリ
ーン」で全米・全英ナンバーワンを獲得した伝説的なバンド、Dexys Midnight
Runners の事実上の再結成アルバム。 4枚目の作品と考えていいでしょう。

  しかし、メンバーはリーダーのKevin Rowland に加え、初期に脱退し、The
Style Council で有名になった Mick Talbot を軸にしたものとなっています。
トロンボーンで Jim Paterson が参加していること、ギターで1970年代から
セッションを中心に活躍した Neil Hubbard が参加しているところあたりが、
コアなブリティッシュロック好きにはひっかかるところでしょう。

  Kevin Rowland に関しては、ソロの2作目あたりで、ゲイに大変容を遂げ
たあたりから、遠ざかっていましたが、このアルバムでもソングライティング、
ボーカルとその存在感は圧倒的。 実質的に彼のアルバムとみなしてもいい
ような仕上がりです。 個人的には、Dexys Midnight Runners の最高傑作
は3枚目の「Don't Stand Me Down」ですので、その延長線にあるサウンド
は悪くありません。 より渋くなったとコメントできればいいのでしょうが、「Don't
Stand Me Down」がすでに渋すぎて、これ以上進めないアルバムだったの
で、むしろ普通にだらけて老人になったというほうが、正しい表現だと思い
ます。

  ということで、購入して後悔はありませんし、僕が買わなかったら、誰が
買うんだ!という義務感も否定しません。 おそらく来日などもないでしょうし、
このまま数年したら忘れられ、あるいは入手すら困難になってしまう可能性
も捨てきれません。 ということで、往年のファンにはその発売だけでも、認知
してもらいたいアルバムです。

  但し、大ヒットした2枚目ではなく3枚目を通過していることが、このアルバム
を受け入れる条件となることだけは、申し添えておきます。


Paul Buchanan [UK]


Mid Air

Mid Air

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pid
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: CD


   このアルバムを手にした人のほとんどが、その人にとっての今年のベスト
・アルバムになるに違いないと思っているはずです。 そういう自分もその一人。
そのくらい、このアルバムに対する期待は高いものでした。 静かな部屋で、
ひとりぼっちで聴き終えた後の、ぼんやりした余韻に、次に自分が何をすれば
いいのかわからなくなくなってしまった人も多いのではないでしょうか。

   Paul Buchanan (ポール・ブキャナン)は、イギリスロックミュージック
最も深くて奥まった部分にひっそりと存在する孤高のバンド The Blue Nile の中心
メンバー。 The Blue Nile といえば、寡作で有名なバンドで、1984年のデビュー
作「A Walk Across The Rooftop」、「Hats」(1988)、「Peace At Last」(1996)、
High」(2004)と28年間で4枚のアルバムしか発表していません。 
   そして、2012年、The Blue Nile 名義の最新作から8年という順当な間隔を
経て、届けられたのが、Paul Buchanan の初めてのソロ・アルバムなのです。

   この事実だけで、十分。 届いたCDも数日間寝かせてから聴いたほうが、
いいのではないかと思ってしまうほど、貴重な出来事と言えるでしょう。

   この作品に対するレビューとしては、ミュージックマガジンの7月号、200
ページに掲載されている渡辺亨さんの文章が素晴らしいので、ぜひ、ご一読
ください。 『ほぼ声とピアノだけで綴られた「喪失」と「回復」のアルバム』という
見出しは、まるで小説の帯に書かれているようなフレーズですが、まさにその
とおりの内容です。 もともと、The Blue Nile の音楽は夜更けから夜明けに
かけてが似合うものだったのですが、電子的な音が排除された本作は、さら
に闇のなかにゆっくり踏み出していくような感覚です。 彼にしか描くことが
できない、絵画のような音楽がここに存在しているのです。

   僕が入手したのは1000セット限定のデラックス・エディションでしたが、
それにはもう1枚CDが入っていて、ここだけの曲やインストバージョンが含まれ
ています。 通常盤には歌詞のクレジットがあるかどうか、確認できていません
が、このデラックス・エディションには直筆と思われる歌詞があり、その言葉数
の少なさとシンプルな単語を目で追いながら、聴くことができて、。
  
   ラストの前に「Fin De Siecle」(フランス語で世紀末の意味だそうです)と
いう印象的なインストがあり、ラストの「After Dark」を迎えるのですが、最後の
この曲の歌詞が素晴らしいです。 どんな日本語に訳しても陳腐になってしまう
と思われるので、その歌詞をここに掲載しておきたいと思います。

   Paul Buchanan の「Mid Air」は、今年一番のアルバムかと問われたら、
そんな比較にすること自体が意味のない別世界に存在するアルバムだと、
答えることにしています。

[After Dark]

Life goes by
And you learn
How to watch
Your bridges burn
Didn't I tell you
Everything I wanted ?
How I loved you
When I love you
Most of all

Evening falls
On me now
A Carousel
On empty ground
Didn't I tell you
Everything I wanted ?
But I loved you
And I love you
After dark

Yeah I love you
And I know you
I was always thinking of you
How I love you
When I love you
After dark.


Rumer [UK]


ボーイズ・ドント・クライ(初回限定バリュー・プライス)

ボーイズ・ドント・クライ(初回限定バリュー・プライス)




  久しぶりの更新です。 ちょっと素敵なCDがたまってきたので、マメにアップして
いこうかなと思っています。

  そんな初夏にふさわしい、Rumer のセカンド・アルバムをご紹介しましょう。 
ルーマーはイギリス出身のSSWですが、バカラックも絶賛するというスムース&
メロウなサウンドを奏でることで、個人的にはバカ売れしたアデルよりも、ずっと
好みです。
  そんなRumer のセカンドは、いきなりカバーアルバムです。 先行シングル
Jimmy Webb の必殺の名曲「P.F. Sloan」だったので、めまいがするほど興奮
しました。 この名曲は、Association の合唱団のようなアレンジもいいし、Cassell
Webb のような神秘的なカバーも捨てがたいのですが、原曲がいいだけに、Rumer
のバージョンも問題なく100点ですね。

  他にも、Todd Rundgren の「Be Nice To Me」や、Stephen Bishop の「Same
Old Tears On A New Background」など、通好みの選曲に完全にノックアウト状態。
Facebook で「いいね!」を100回くらい押したい気分です。 Paul Williams の「Travelin'
Boy」なんか聴くと、涙があふれてくる気分です。 個人的にArt Garfunkel のバージョン
が最も好きなのですが、それに匹敵する素晴らしさです。
  このようなセンスあふれるカバーは、オリジナルへの敬意が全編にわたって感じら
れるからこそ成立するものだと思います。 その証として、ブックレットには、オリジナル
のアルバム写真、アーティスト名、作詞・作曲家名などが大きく紹介されており、その
丁寧なものづくりには感心させられました。

  ちなみに、このアルバムを輸入盤のデラックス・エディションで買いましたが、通常盤
より4曲多いので、お買い得です。 国内盤はさらに1曲多いとか。

  せっかくなので、収録曲を全部書いておきましょう。 すべてのSSWファンにささげる
若き緑の日々のようなアルバムです。

P.F.Sloan / Jimmy Webb
It Could Be The First Day / Richie Havens
Be Nice To Me / Todd Rundgren
Travelin' Boy / Paul Williams
Soulsville / Issac Hayes
Same Old Tears On A New Background / Stephen Bishop
Sara Smile / Hall & Oates
Flyin' Shoes / Townes Van Zandt
Home Thoughts From Abroad / Clifford T.Ward
Just For The Moment / Ron Wood & Ronnie Lane
Brave Awakening / Terry Reid
We Will / Gilbert O'Sullivan
Andre Johray / Tim Hardin
Soul Rebel / Bob Marley and The Wailers
My Cricket / Leon Russell
A Man Needs A Maid / Neil Young

  デラックス・エディションのブックレットの最終ページに手書きの歌詞が。
何の曲かなと思ってみたら、Randy Newman の名曲「Marie」の歌詞の一部
でした。 うーん、これは次作につながっていくのでしょうか。 こんな憎い
ほのめかしに、年甲斐もなく浮かれてしまうのでした。


Boys Don't Cry

Boys Don't Cry

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros UK
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: CD



Boys Don't Cry: Deluxe Editon

Boys Don't Cry: Deluxe Editon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros UK
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: CD










The High Llamas [UK]


Talahomi Way

Talahomi Way



   正直、The High Llamas の新譜にはあまり期待していませんでした。 彼らの
名盤「Hawaii」がリリースされたのが 1996 年ということで、ずいぶんと月日が流れており
、もう新鮮な気持ちで The High Llamas と向かい合うことはないと思っていたのです。

   なので、CD ショップで見つけても、手に取ることすらしていなかったのですが、会社
の知り合いから、今度の作品はいいですよ、と薦められて、久し振りに購入してみました。
  
   これが、良かったのです。 1 曲目の「Berry Adams」のイントロからして、あの名盤
「Hawaii」の香りが。 この 15 年間はなんだったのかと思うほどの、不変的なサウンド
凝縮されていたのです。 たしかに、ジャケットからは緩そうな雰囲気は伝わってきます
が、ここまでとは思いませんでした。 体幹ダイエットとかしていたら、このアルバム聴く
だけで効果がゼロになってしまうと思えるほど、脳みそも体もとろけ出てしまいます。
   彼らのアコースティックな彩りはさらに深まった感があり、とくにストリングスやホルン
の音色の心地よさには心を奪われます。 ちょっとうたた寝してしまうと、気付いたときに
は CD が終わってしまうほどの短さ(40分未満)ですが、それも悪くありません。

   現代の Beach Boys と評する人もいるでしょう。 この快作を持って、久しぶりに
来日してくれたらいいですね。 その際は軽く飲んでから登場したいものです。



タラホミ・ウェイ

タラホミ・ウェイ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: CD



Rumer [UK]

   信頼できる後輩から、「このCD聴きましたか?」と推薦され、借りて聴いて
いるうちに、完全に虜になってしまったアルバムです。 おそらく、2011年のベスト
アルバムになることは間違いないでしょう。 そのくらい優れた作品に、賞賛すべき
言葉を失いました。
   すでに母国のイギリスでは大ブレークしているという遅咲きの女性SSW
Rumer のデビュー作。 カレン・カーペンターをより無垢で繊細にしたかのような
素晴らしいボーカルと非のつつきようのないメロディーとアレンジがあいまって、
奇跡的に高い打点で融合したサウンドは、まるで1970年代の女性SSWの名盤
をミキサーにかけて、抽出したオリジナル・ドリンクのような味がします。
  1曲目の「Am I Forgiven」の雰囲気をどう伝えればいいのでしょう。 午後の
まどろみ、ソファーでだらっとしながらうたた寝してしまいそうな、脱力感。 それで
いながら、芯の強さも兼ね備えていて、こんな女性が近くにいたら、どうしていいか
わからなくなってしまうでしょう。 ジャケットは地味ですが、ブックレットのなかに
ある写真はエキゾチックな表情を浮かべていますが、どうやらパキスタンの出身
ということです。 どのような音楽を聴いて育ってきたのか、不思議な気分にさせ
られますね。

   アルバムのラストは、唯一のカバー曲。 しかもそれが、名曲中の名曲
David Gates の「Goodbye Girl」なのには気絶しそうになりました。 こんな満足
度の高いアルバムは、めったにありません。 ダマされたと思って、是非聴いて
みてください。 個人的にはアナログ盤がでないかな、と期待しています。


Seasons of My Soul

Seasons of My Soul




The Cavalcade [UK]

   昨日、HMV 渋谷店が 20 年の歴史の幕を閉じました。 渋谷系といわれる音楽の
発信基地として果たした役割は大きいものがあると、メディアは書きますが、個人的
には、その役割は移転前の 1998 年で終わっていたように思います。 現在の場所に
移ってからの HMV 渋谷店は、エスカレーター横に再発関係やマニアックな品揃えを
していたことは素晴らしかったのですが、「レコード屋」的な雰囲気は、昔のほうが
あったかような気がします。

   そんな店に昨日出かけて買ってきたのが、このアルバム。 そういえば、ポイント
を使い切っておこうと思って、1 枚だけ買ったのです。 結果的に、僕と HMV 渋谷を
結びつける最後の CD となったのですが、その内容はお別れの 1 枚にふさわしいもの
になりました。

   The Cavalcade は、ブリストル出身のデュオだそうで、リリカルなギターとウィス
リングに近いふわふわボーカルが、まさに「渋谷系」といえる味わいをかもし出して
います。 一番近いアーティストとしては、The Felt があげられますね。 本国でも
そのような論調のようです。 しかし、このアルバム、1995 年頃の HMV 渋谷が大プッ
シュしたら、かるく 1,000 枚くらい売ってしまうことができたかもしれません。 そんな
ことを考えながら聴いていると少しばかり切なくなってしまいました。

   「Meet You In The Rain」、「Your Old Room」、「Ghost Of This Town」
といった曲のタイトルも、霧のヴェールにつつまれたようなイメージがあって、つい
にんまりしてしまいます。

   このデュオが、どんどん有名になってヒット曲を飛ばすというイメージはまったく
ありません。 次のアルバムにたどりつけるかどうかすら、不安にさせられます。
そして、そんな不安すらも、僕と HMV 渋谷との微妙な信頼感と同じように、やがて
風化していくのでしょう。

   
Many Moons

Many Moons

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: happy prince / NATURE BLISS
  • 発売日: 2010/08/18
  • メディア: CD



Tracey Thorn [UK]

  Everything But The Girl で一番好きなアルバムは「Idlewild」です。 トレーシー・
ソーンが今年発表したソロアルバムは Music Magazine によるとその頃のサウンド
に近いということで、さっそく購入しました。

  第一印象は「なつかしい」ということ。 彼女の独特の声は健在かつ不変でした。
憂いとか翳りを表現させたら右に出るものはいないと思えるほど、彼女のボーカルは
素晴らしいです。 けして、リスナーを沈ませることなく、情感がにじみ出る様は、
稀有な才能といえるでしょう。

  アルバムは、2 曲をのぞいてトレーシーの作曲。 編成も 3 人くらいのアコースティック
なもので、たしかに 1980 年代後半の EBTG のもつ雰囲気に似ています。 しっとりした
Long White Dress」からアップテンポの「Hormones」に続くあたりでは、ついつい
にんまりしてしまいます。  さらに感激したのは、「Late In The Afternoon」という曲
で、リコーダーで参加している Kate St. John です。 ご存知、Dream Academy の
紅一点の才媛美女です。 最近すっかり見かけなくなったと思ったら、こちらも懐か
しい再開でした。 ただ、サウンド的には存在感はほとんどありませんでした。

  このアルバム、まだ 2 回しか聴いていませんが、聴けば聴くほど味わいが深まる作品
に違いないと思っています。 そういったアルバムにはなかなか出会う機会がないので、
これは今年の収穫としてはかなり重要な作品となるでしょう。

  3 年前に出ていたという 2 枚目のソロも聴いてみたくなりました。


ラヴ・アンド・イッツ・オポジット

ラヴ・アンド・イッツ・オポジット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ホステス
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: CD



Prefab Sprout [UK]

  このブログで、彼らのニュー・アルバムを紹介できるなんて!
それだけで嬉しくなります。 Prefab Sprout の8年ぶりとなる新作が
突然リリースされました。 どうやらこのアルバム、名作「Jordan The
Come Back」のレコーディング直後から構想されていたとのことで、
同アルバムもしくは、個人的なフェイバリット「Andromeda Heights」の
延長線にある作品と言えるでしょう。

  いきなりオープニングのラップ調には、冷や汗を書きますが、それは
ご愛嬌。 ほとんどの曲が聴けば聴くほど、味わいが深まる名曲揃い
でした。 とくに「Music Is A Princess」から「Earth, The Story So Far」
と続くあたりは、まさにミラクルです。 曲名をみれば分かるように、Paddy
の描き出す音楽は、すでに宇宙レベルといえるでしょう。 永遠にとびつづ
けるロケットを打ち上げる力があったなら、このアルバムを詰め込んでおき
たい... そんな作品です。

  Let's Change The World With Music

こんなタイトルでアルバムを出せる人なんて、Brian Wilson くらいじゃない
かと思います。 このアルバムを理解するにはとにかく回数を聴き込んでくだ
さい。 最初はピンとこないように聴かせることも含めて、ソングライティング
の技そして音楽の深さなのだということに気付くことでしょう。 

2009年、最高傑作の1枚です。 




David Lewis [UK]

   イギリスのシンガーソングライター、David Lewis のいまのところの最新作。 とは
言っても、2007年の作品です。 彼のように無名で寡作なミュージシャンの新譜を認知
する機会は、なかなかないために、今年になって存在を確認し、ようやく入手した次第
です。

   サウンドは、あの名盤「For Now」の路線を基本的に踏襲したもので、幾分明るさ
が強いように感じます。 David Lewis の美声はそのままに、あくまでもアコースティック
にこだわった世界がここにあります。 まるで俗世間から隔離した村のように、顔見知り
だけが集まって作られたような暖かさが、そこにはあります。

  プロデュースは、「For Now」にも参加していた John Wesley Harding です。 彼の
ギターとコーラスは随所で聴くことができます。 他には、メロトロンやマンドリンで参加
している Robert Lloyd の存在が光ります。

  まだ、1回しか聴いていませんが、長くつきあっていける作品であることは間違いなさ
そうです。






For Now

For Now

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Appleseed
  • 発売日: 2001/11/06
  • メディア: CD



Super Furry Animals [UK]

おととしのことだったと思いますが、友達に誘われて出かけた Super Furry Animals
のライブは最高でした。 恵比寿のリキッドルームでしたが、最高としかいいようのない
ハッピーなライブだったことを覚えています。

 そんな彼らの新作を聴きました。 まだ買っていないのですが、借りた CD をリッピング
してしまいました。 中高生みたいな行為に赤面ですが、この CD は間違いなく買います
ので安心を。 というのも内容が素晴らしいのです。 前作よりもポップ、初期のころの
みずみずしさを感じる楽曲群には心が躍動します。 とくに前半のナンバーはステ曲なし
のクオリティ。 1 曲を選べといわれたら、「Show Your Hand」ですか。 2分51秒の
魔法の世界で、何度でも繰り返してしまいます。 カラオケで歌いたいとさえ、思うほど。

ヘイ・ヴィーナス!

ヘイ・ヴィーナス!


Matthew Jay [UK]

  Matthew Jay の死が、事故だったのか自殺だったのかは誰にもわからない。
  僕らが知りえる事実は、2003年9月に彼の住むアパートの7階の窓から
転落死したということだけ。 その部屋には彼以外はいなかったし、遺書も
残されていなかったという。

 残されたのは、この唯一のアルバムだけ。 Nick Drake にも通じる繊細な
タッチは、将来性を感じさせるものだっただけに、惜しまれます。
 「Only Meant To Say」のような美しい曲を聴くたびに、彼がいまここにしか
生きていないことを忘れてしまいます。 イギリスの Elliott Smith とも呼ばれ
かけた若者は、24歳で短い生涯を終えました。 そういえば、Elliott Smith も
もうこの世にいないっけ。

 僕らが接するのは、このCDだけ。 でもいつかは、このアルバムも風化して
忘れられていくことでしょう。 でも、きっといいのです。
 彼の音楽も声も、年をとることはないのですから。

Draw

Draw


Wood [UK]

  1999年に発表された、知られざるオルタナ・カントリーの大名盤。 この1枚で
シーンから消えてしまったようなのが惜しいバンドです。 ずっとアメリカのバンド
だと思っていたのですが、このブログを書く際にイギリスのバンドだったことが
判明。 しかし、そのことが信じられないほど、アメリカの音になっています。
  Uncle Tupero や Jayhawks と並んで語られても遜色のない、素晴らしい
アルバムです。 「Stay You」から魅力のとりこになり、「I Only Came For You」
のようなバラードに打ちのめされます。 アルバム通して駄作のない、珍しく完成
された作品だと思います。 
 アマゾンレビューを書いている人も絶賛ですね。

Songs from Stamford Hill

Songs from Stamford Hill


Travis [UK]

  待望の新作が発売になりました。 すかさずゲット。
好意的に言えば、相変わらずの Travis 節が健在といえるでしょう。 しかし、
ワンパターン、進歩なし、時間が止まってる、という批判も同時に浴びなくては
ならないと思います。 それは、このバンドの宿命でしょう。
  まだ、数回しか聴いていないので、なんとも言えませんが、必殺のキラー
チューンみたいな曲が無いような気がします。 このバンドは、聴けば聴くほど
味が出てくるので、総合的な評価はもう少し時間が経ってからにしたいです。
  まずは、彼らが現役で活動し、新作を出してくれることに感謝したいです。 

The Boy with No Name

The Boy with No Name


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