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Bon Iver [USA]


Bon Iver

Bon Iver



   毎年恒例のグラミー賞のノミネートが発表されました。 個人的にはまったく
興味がないのですが、何気に知ったノミネートのなかに、Bon Iver の名前がある
ことにびっくり。 今年発売されたアルバムをあらためて聴きなおしてみました。

  ボン・イヴェールと読むこのアルバムを知ったのは、Amazon のレコメンドで
した。 最近、なかなかかゆいところに手が届き始めたなあと感心していたところ
で、ユーザーレビューも高い評価だったので、エイヤーで買ってみたのです。

  結果としては予想したよりも SSW っぽくないと感じたので、そのまま放置気味
ではあったのですが、こうして時間をあけて聴くとじわっと染み込んでくるものを
感じます。 それは、ちょうど真冬のような寒さとなった今日の天気のせいかも
しれません。 北欧の針葉樹林にいるかのような空気の冷たさが、ここには横たわ
っています。 サウンドとしては、Sigur Ros や Jonsi のソロに近いボーカルの
加工が施されており、リズム・セクションは可能な限り存在を消すように奥まって
います。 グラミーの最優秀楽曲賞にノミネートされた「Holocene」などを聴くと
その浮遊感はドイツの Can に近いかも、と思ったりして。

   アルバムとしての完成度を高いとみるか否かは、リスナーの感性次第なの
ですが、僕としては世界観の打ち出し方は見事にはまっていると思いながらも、
やや単調で退屈してしまいます。 その要因は彼の薄っぺらい裏声と、そこから
人間味を取り除くかのようなエフェクトにあるように思います。  現代的で独創的
であり、意欲的な作品であることは認めますが、このまま君はどこへ向かっていく
の、と問いかけたくなる作品です。

   Bon Iver はこのように魂を凍結させながら、きっと北へ向かうしかないの
でしょう。
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