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Tedeschi Trucks Band [USA]


レヴェレイター

レヴェレイター



  アメリカンロック、かくあるべし... そんなコピーをつけてあげたくなるような名盤の
予感がするアルバムの登場です。 テデスキ・トラックス・バンド、という名前にはピン
と来ない人が多いと思いますが、すでにギターの名手として君臨している Derek
Trucks とその奥さんである Susan Tedeschi が結成したバンドです。 昨年の
Fuji RockFestival に出演しているので、ご覧になった方もいることと思います。
  
  その夫婦を中心にしたバンドですが、1970年代のアメリカン・ロックのエッセンス
がそのまま浄化されて、新たに生命が吹き込まれたかのような瑞々しい魅力に
あふれた作品となっています。 Susan の伸びやかで迫力のあるボーカル、どう
すればこんなにいい音が出せるのかと思うほどの、Derek Trucks のギターが、自由
奔放に駆けめぐるさまは、限りなく爽快でエモーショナルなものです。

  オープニングの「Come See About Me」のギターとボーカルで、アルバムの
雰囲気はおおよそ把握できますが、個人的には「Bound For Glory」や「These
Walls」、「Shelter」といったミディアムな楽曲が好みです。 こうしたスロウやミディ
アムな曲だけを抽出すると、女性 SSW の傑作にすりかわってしまうことでしょう。 
このアルバムが傑作に仕上がった要因としては、姉さん女房である Susan Tedeschi
に主役の座を譲り、Derek Trucks が脇役に回ったことがあるように思います。 
Derekの絶妙なサポートは抑制されたギターソロに表れており、なかでも「Midnight in
Harlem」での美しいソロは天国に上っていくような気分にさせられます。

  主役の Susan も負けていません。 とくに「Until You Remember」では、太め
のボーカルがひしひしと迫ってきて、圧倒させられました。 Lucinda Williams も
真っ青という感じの迫力です。

  音楽で結びついた Susan Tedeschi と Derek Trucks が真剣勝負したかのような
アルバムは気心の知れたバックミュージシャンに支えられて、今年を代表するアルバム
に仕上がったと思います。
  あとは、Richard & Linda Thompson のようにおしどり夫婦が突然破局...みたいな
ことにならないことを願うのみです。 縁起の悪い締め方ですいません。

Tedeschi Trucks Band - The Making Of Revelator EPK from networking Media on Vimeo.



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