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石橋英子 [JAPAN]

  新年早々、日本の音楽シーンの懐の深さを思い知らされる名盤に出会い
ました。 twitter などでザワザワしていたので興味を持ち、美しいジャケット
惹かれて購入したこのアルバムは、冬の透き通った空気感にぴったりくるサウンド
が魅力です。 北欧でレコーディングされたかのような音作りを全面的にサポート
したのは、音響系のミュージシャンである Jim O'Rouke です。 プロデューサー
として彼が起用されたことだけでも、スゴイと思いますが、それを凌駕する石橋
英子の存在感もお見事。
  予想通りのウィスパリング系ボイスなのですが、けして甘くならないところが
素晴らしいです。 また、ピアノの響きだけをとると、ECM系のジャズのような気品
を感じさせ、音と無音、あるいは音圧の強弱をうまく操ったサウンド作りは、かなり
斬新に聴こえます。
 
  個人的には、オープニングを飾った「coda」の変拍子でのけぞりましたが、
後半にかけてアンビエントな雰囲気も感じられ、Cassell Webb を思い出したりも
しました。 central67 というデザイナーによるジャケットやブックレットも秀逸で、
パッケージとしての完成度を高めることに貢献しています。

  彼女のレコードを聴くのは初めてですが、買って良かったです。 このレベルの
作品に出会えることは年に数回しかないと思われる傑作です。 耳の肥えた方や
最近の音楽に飽きた方は、ぜひ手にとってみてください。


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